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第13回深セン和僑会 可宝得環保技術(深セン)有限公司 熨斗 麻起子 総経理

第13回深セン和僑会 可宝得環保技術(深セン)有限公司 熨斗 麻起子 総経理 2007/11/10

開催日時: 平成19年11月10日(土) 19:20~20:40
議題: 現地採用の日本語教師がお水で起業するまでの物語 ~私を変えたコーチング~
講師: 熨斗 麻起子
開催場所: 羅湖爵士大厦
記載者: 深セン和僑会事務局  永島蓮汰郎
出席者数: 44名

講師紹介

熨斗 麻起子 総経理  可宝得環保技術(深セン)有限公司

【略歴】 1995年4月~ 湖南師範大学外国語学院日本語学科 日本語教師 1997年10月~ 深セン日系メーカー 生産管理及び営業担当 2002年12月~ 可宝得環保技術(深セン)有限公司 総経理 2007年1月 コーチ・トゥエンティワン コーチ・トレーニング・プログラム(C・T・P)修了

( 参考サイト http://www.coach.co.jp/

KTBリミテッド熨斗麻起子です、よろしくお願いいたします。 略歴紹介いたします。

95年湖南省外国語大学日本語学科で2年、その後シンセンで日系メーカーで生産・税関・管理などを行い、2002年12月よりKTBを立ちあげました。

それからコーチングを2年半かけて修了しました。 コーチ21(テュウェンティワン)の話をまたあとでゆっくりいたします。

この会場では、蘇生水を知っている方は6割くらいいらっしゃいますね。

18.9L入りの水を製造販売しています。 今は1本からシンセン・トンガン~広州天河区までおとどけできます。 1ヶ月に5ガロン、10万本をうっています。150件の販売代理店をもっていますが、目標にはまだまだ遠いので頑張っています。

廃棄処理などもやっています。 環境問題にも対応しています。排水のお手伝いもしています。 排水処理は中国ではライセンスが必要で、2007年にそのライセンスをとり、中国全土で排水処理ができるよになりました。

中国では緑色の水が流れているにも関わらず、そのまましにしている会社も中国ではおおいようです。

そのため、そこでまだ活躍できる分野があるように感じています。

将来日本語教師になりたいと考えていました。 日本の大学を卒業したものの就職難時代で、女子大生には就職が厳しかった。

そのため、湖南省の日本語教師の話を聞いてすぐ引き受けました。 一生に一度のチャンスかもしれないと感じました。 親とも誰にも相談せず決定しました。

それから家に帰ってから親に言ったら楽観的で、「1年でかえってくるでしょ」とおもっていたようです。

もう12年もいるので親も後悔しているのかもしれませんね。

赴任した中国湖南省は内陸でもかなり辛い「湖南料理」があり、毛沢東の生まれたところです。 湖南省のショウサというところは、そこに行くまでまったくどういうところか知りませんでした。

そこで日本語を教えながら中国語を勉強していました。 そのころは、シンセンでは最低賃金が内部850元、外部750元、わたしの給料は当時たった800元(約12000円)でした。

2年で貯金もちょっとしながら楽しく日本語教師のノウハウをみにつけていました。 2年半終わると最初の学生が卒業します。湖南省にも日系企業がいくつもありました。学生をつれて実習にいったり案内していました。

自分も実習で通訳が務まるのかと不安でした。 また、私の知っているビジネスマナーでは知識が不足していると感じ、「社会人になってから、それからもう一度日本語を教えるほうがいいのではないか?」とおもいました。 それで、中国香港返還の7月に湖南省から香港にいきました。 なんでもある香港が楽しくて、また一方でタイに行こうかなとも思いながら香港の安宿で1ヶ月すごしていました。

それだけいると色々見えてきて、「日本人も結構働いているから、ここでも就職できるかも」と思ったのが運のつき。就職の活動スーツなんていいうものもないまま、人材紹介のパソナさんへ相談にいきました。

履歴書を買って書いてもっていきました。するとすぐ面接行きましょうといわれたので 「私仕事は何でもいです」といいました。

2社みて、そのうちの1社に決めました。 1社目のほうが、楽しそうだし2社目は「女性には責任ある仕事は大変だから、お手伝いかな」といわれたこと、また1社目は「男でも女でもいいからすぐ来て」といわれて呼んでくれる1社目にすぐいきました。タイはその時点であきらめました。

それから一度上海経由で日本へ帰りました。

日本の家族はタイへ言ってると思ってたらしく、でも香港の社長から家にも電話がはいってて「いつこれますか?」といわれて驚いたようです。

そこで、シンセンにもどってすぐ仕事になりました。 でも、ものづくりの経験も社会人の経験もないので専門用語がまったくわからず困りました。 そこの会社は部品の購買で問題があるところでした。 ちょこっと中国語ができるのでどんどん仕事をまわされました。ISOもやってくれといわれました。ISOの意味もわからない私には最初はかなりきつかったです。なきました。

最初に一番思ったのは、私ばかりなんで会社でいじめられるのだろうということです。 「毎日時間に追われ仕事に追われ何でここにいるんだろう」などノートに書いてました。

被害者意識でした。体重は今より7KGもオーバーで顔に表情もないようになりました。 ただ、もうひとりちょっとおかしくなってやめた人がいて、辞められなくなりました。

そうしている内に被害者から批判者に代わりました。 かたっぱしから批判しました。 おきゃくさん、業者、同僚・・・・。

頭はそれで一杯・・・そのうち今度は考え方がシフトしました。 そして、学習者になりました。 私には何ができるだろう、私はこの件でなにかできることはないだろうかと考えているときにコーチングに出会いました。 それからは、物事がうまくいくようになりました。 問題はたくさんありましたが。

批判してもかわらないけど、学習者になったとたん、うまくいろいろ回るようになりました。

わたしはコーチングをすごく必要としているかもしれないと考えました。 それで、考え方が変わると勉強も面白くなってきて現場を改善したりしました。 大きな会社の総経理などと話すこともありました。

人間関係とは「かし」をつくること。 現場はドル箱。

などなどの名言も学びました。 たのしくこうように成長しました。

それでなぜ独立したのか? なぜお水?ときかれます。

会社では、将来オリジナルの商品がないとやっていけないのではと思いました。 研究開発部と検討しました。 バッテリーリサイクル、リニア式で浮くベッドなど。 チタンは当時プレス技術がなかった。チタンは軽くて強度も高い。

これを取り寄せてプレスして加工して・・・その中で水を見つけました。

生活で中国でもおいしいお水をのみたいなと思っていました。 日本で機器をみつけたので購入し工場につけてみました。ワーカーなどに飲ませました。

その当時は、顔ににきびがある子なども多くいましたが飲ませてみると顔のにきびが治っていく。 それをみて、その設備は本物かもしれないと思っていました。 そこで評判も立ちました。 その商品は、そういう売り文句で「眉唾だなあ」と思っていたんですが。

これを仕事にすればと考えていると、メーカーで投資の関係で別の会社をつくることになりそこで人生が大きく変わりました。

なんと、そこの38名が一緒なりたい、会社を辞めるといってくれたんです。 それで彼らと大学のサークルみたいにわいわい言いながら掃除したりして運営していきました。

会計は別にいました。 水作りは彼らなどと作業を分けました。

私は営業だけ。 お金はあっという間になくなり、資金ショート。 お金がないので、ポケットマネーを崩してました。それもなくなると、「まずいよね!?まずいよね!?」といっていました。未熟な会社だったので。

これを予測していなかったので責任が重くなったように感じました。

わたしは営業だから営業に出ました。でも水をどう売っていいかわからないから。 日系企業に片っ端から電話しました。

「おためし10本できますが、いかがですか?」といって回りました。 かってくれる方もおおくいました。

営業もあたったりはずれたり。 営業マンを育てる余力もないので、どこかで日本人の集まりがあるといきけば、参加していました。

知名度が上がってきて、「家でのむよ」といっていただけましたが、流通ができていなかったので自分たちで直接ボトルをもって行きました。

すべての個人のお客様に自分で持っていきました。

「じゃあ、おいしいみずどうぞ」とか言って。

夜8時といわれれば8時、9時といわれれば9時に届けました。 そのうちにサーズが始まりました。

今は人をそとから呼ばないでと言われました。

マスクをしながらの商談はむずかしいですよね。 それでも頑張っていると、やはり口コミが起こりました。

特に奥様。 奥様からご注文いただけるよになりました。ついでに、「だんな様の会社では蘇生水おつかいですか?」と聞いて回りました。

一番うれしかったのは、鳳凰山で商売繁盛を祈願してで山に登りました。 そこに入ったらそこに蘇生水がありました。

感動しました。

景州・広州からの問い合わせのもありました。 ところが、ボトルには日本語で書いていました。

これ、日本のものって思われてやばくないのかなと思いました。

営業も難しくなりました。日本の水ならいらないといわれることもありました。 こういうときが踏ん張りどころだろうなと思いました。

「ここがふんばりどころだ」ときづいたところが自画自賛できるところだと思っています。 そこに気づかなければいけなかったとおもいます。

売掛金の回収の問題もありました。 「お金が回収できていません」といわれました。

現金回収隊を作りました。パートナーとしてやっていたけど逃げた、従業員が逃げたなどの問題がありました。

中国企業はお金を払わなくていいシステムを作っていたからです。 ハンコがないとだめ、その日を過ぎたらだめ、といってきたり、担当者がコロコロかわるなどです。

「お金を払わずに住む財務は優秀」などとといわれていました。

現金回収のノウハウも身につけました。 中国マーケットで物を売っている、中国式の方法があるのではないかと思いました。 現地の人、温州の人など商売上手な人に秘訣を聞いたりしていました。

「そうすればうれるのか!」とたくさん気づきました。

その後、第1回大陸博覧会では指定飲料水となりました。 シンセンでは2011ユニバーシアード(世界規模の大学生体育大会)の指定飲料水も狙っています。 ネームバリューもない会社でも人間関係で商売できるのが中国の醍醐味とおもっています。

今年に入ってからペットボトル販売ができるようになりました。 これは違う名前にします。それでどんどん販売することでそのブランドを築こうとおもっています。

それでブランド名で栄養剤などを販売できればすばらしいと考えています。 「会社も1年持てば良いね」といわれていましたが、おかげさまで丸5年になりました。

そうしながらすこしづつノウハウを吸収し中国で新しい一手を準備しています。

これまでやってきて人生の曲がり角だったのは、まずは「湖南省に行く決意」。

それから「香港で就職」「お水を売る」。違う選択もできました。

タイにいく、中国やめて日本へかえるなど・・・。、

でもなんだか、そっちもおもしろそうなどと考えて新しい1歩を踏み出してきました。

そのとき「これをやったら成長できるな」「これを乗り越えた自分にあってみたいな」とおもうと、にやにや笑いしてしまいます。

これらの話は実はコーチングにつながっています。 コーチングには目標の先を見るというスキルがあります。

目標をみて足がすくむということがあります。 その向こうを見たとき足が前に出ます。

よくいわれるのが、5円玉を立てること。

5円玉をたてようとするとたたないが、 立てた5円玉に糸を通してくださいと言われると5円だまは立ちます。

コーチングは親・教師などの教えを体系立てて学んだものです。

私がコーチングに出会ってから2年半。 コーチングは、もちろん人間関係営業、仕事にも使えます。

コーチングの本を買って読んで勉強されることをお勧めします。日本でもコーチングが浸透しはじめIBM・ペプシもコーチングを取り入れて企業を伸ばそうとしています。

カルロスゴーンも「私はコーチ」だといっています。

日本では富士ゼロックスも使っています。 2001年から中小企業診断士の試験でも入っています。

コーチングは2つあってインターナルとエクスターナルがあります。 自社内にインターナルコーチを何百人と作ろうという動きもあります。 コーチングマネージメントのある本は東京の書店で600冊売れたんです。 P&Gが買いました。そこでは、200~300人育てています。 コーチングとは何ですか?からコーチングで社内でどう活かそうなど、と世間での考えは変わってきています。

コーチングはいろんな方面でも可能です。 起業したい人、起業の経営者やマネージャーにも使えます。

例えばコーチング導入後には、職場のコミュニケーションで生産性が上がる、プロジェクトの進行が早くなる。部下の自発性を高める問題解決能力があがる、などの結果がでてきます。

だからインターナルコーチを育てているのだとおもいます。

ここでコーチングをはじめて聞いた方も会場にはいらっしゃいますね。 コーチングマインドというものがあります。

相手を100%信頼します。

それから始まります。 でないとコーチングは機能しません。

いろいろあるけども100%信頼する。 また、答えは相手の中にあるということを信じる。 聞いた後答えが得られない場合、待つとなぜか答えが出る。

それがコーチングです。

すぐアドバイスする、ではなく「ヘルプしない」のです。相手の思考力を育てます。

コーチングにはフローがあります。 いろんな準備があります。

ちょっとたわいない話をしたりして準備運動があります。

まずは人間関係を温めないといけない。、そのあとゴール設定します。 会社の雰囲気を良くしよう、会社の業績をあげたいなどの曖昧なもんではなく、達した瞬間に達したとわかることで設定でないといけません。

意外とむずかしいですが、これを質問して鮮明にしいていくこと。

ゴールをすごく鮮明にします。このゴール共有できる現状を明確にします。

現状をとにかく見る。 「いまはどうか?」これを相手から聞き出す。

今度はギャップ分析です。 現状とゴールとのギャップを見ます。

次に、アクションを決定します。 ギャップを埋めるためになにができるか?ギャップを埋めるために必要なことは? なにがあればゴールに近づく?そうやってアクションを決定します。

最後に一番大事なフォローをします。

コーチング3つの原則の中で一番大事なもの、 オンゴーイングで必ずフォローすることが必要です。これがフローです。

質問の力を最大限に使います。相手の考える力を育てます。 質問されたら考えますよね?例えば問題ありますか?と聞くと問題は出てきます。

問題をどうしたらいいと聞かれるとやっぱり考えますよね?

3年後はどうなっていたい? やっぱり考えます。

2番、質問はモチベーションをそだてる。

やるべきことがはっきりわかると自ら行動を起こす。

わたしはにやにやするとすぐ行動する。 最後、質問は相手の心を開きます。

人は聞かれるのがすき。

これは質問力です。 人は聞くより話したい。

だから話の腰を折ったり先に答えを言ったりするわけです。

コーチングは大体1対1です。

じゃあ、このコーチングが機能しているかどうか測定する方法はどうするのでしょうか?

3つあります。 行動が変わったか?行動を起こしたか?行動をやめたか?

最後にコーチングで一番重要なこと、それは一番基本的なところ聞くスキルです。 聞く姿勢がものすごく大事です。

何でかわかりますか? コーチングはインタラクティブで双方向であるべき。だからです。

話し方のトレーニングを読んだことのある方はありますか? 聞き方について本を読んだ方いますか?

コミュニケーションの一番の問題点は、話を聞いてもらえないということです。

9割くらいの方がその経験がありますね。 聞かれないとき、相手はどうしていたでしょうか?

聞かれないことはすごくストレスです。

話しを聞いてもらえなかった経験感覚で、話がしやすかった経験のある方、話してすっきりした経験のある方はほとんどですね。

これはとても大事です。 これはどういうときでしょうか?頭を使って考えてください。

ぜひ10個くらい書いてみてください。 聞かれた経験がある方は。

自分はそれができているか、チェックしてみてください。 10個チェックがつきますか?

といったことをコーチングのクラスでは、やります。

今日私がこのことをはなしたのは、日常に役立つからです。 今日は頭の中で沢山考えてみてください。

これで終わります。ありがとうございます。

Q&A ①COACH21を選んだ理由とお勧めの本? 電話でも勉強できるのでCOACH21は世界中から参加できるのでここを選びました。 本では、「質問思考」という赤い本があります。批判者から学習者へ変化する物語。

何もうまくいかない。それをコーチがコーチングして家庭も仕事もうまくいく話。 あとはスポーツコーチの関係の本がおすすめです。

②コーチングの限界はありますか? コーチングに向かない人がいる。依頼心がつよい、言ったことが守れない、目標を明確にできない人は向きません。後はマイナス志向などの性格は向きません。

コーチングが機能しなくなります。 あとはコーチのレベルによります。コーチとその人の(そりが)合う合わないがあります。

③中国ではコーチングはありますか?、また日本と違いますか? 中国でも人材育成が好きでは流行っています。中国で「企業教練」といいます。

中国で「百度」で検索すると沢山出ます。 中国企業で実例はわかりませんが、あると思います。 中国の方はアメリカに近い感覚もあると思います。

以上です、ありがとうございました。

 

第13回深セン和僑会 可宝得環保技術(深セン)有限公司 熨斗 麻起子総経理

第13回深セン和僑会 可宝得環保技術(深セン)有限公司 熨斗麻起子総経理 2007/11/10

 

現地採用の日本語教師がお水で起業するまでの物語

~私を変えたコーチング~

 

 

 

【講師】

 

 

可宝得環保技術(深セン)有限公司 総経理

【略歴】

1995年4月~

湖南師範大学外国語学院日本語学科日本語教師

1997年10月~

深セン日系メーカー生産管理及び営業担当

2002年12月~

可宝得環保技術(深セン)有限公司 総経理

2007年1月

コーチ・トゥエンティワンコーチ・トレーニング・プログラム(C・T・P)修了

(参考サイト http://www.coach.co.jp/ )

 

第12回深セン和僑会 ベンチャーリンク深セン 関 敏氏

第12回深セン和僑会 ベンチャーリンク深セン 関 敏氏 2007/10/13

開催日時: 平成19年10月13日(土) 19:20~20:40
議題: なぜ目標を紙に書いても成功できないのか? ~成功本には書かれていない成功の原則~
講師: 関 敏 氏
開催場所: 羅湖爵士大厦
記載者: 深セン和僑会事務局  田中修一
出席者数: 現在確認中・・・

関氏はこれまで数百人にも及ぶ会社経営者たちへのコンサルティングから、「人はなぜ成功するものもいれば、また失敗する者もいるのか?」とい答えに対し、ある一定の法則を見出そうと独自に研究。この実にシンプルな質問に答えるには非常に難しいものの、成功の要素を整理しじっくりと分析すればおのずとその答えが見えてくる。今回の講演では、一件シンプルなようで複雑な成功の鍵とは何なのかを語っていただいた。

会社紹介

威凌克餐飲(深セン)有限公司 董事総経理 東アジア事業統括部  統括マネージャー

株式会社ベンチャーリンク中国進出に伴い、 マーケティング調査、会社設立などを自ら行う。中国ビジネスを立ち上げて、中国に関わってから3年目 (会社は現在2期目)。12月27日には2店舗目 がオープンと順調に業績を拡大中。

【関氏~これまでのあゆみ~】

<<現職前>>

大学卒業後 マーケティングコンサルティング会社入社。 パキスタンの現地駐在員として赴任。 パキスタンで、軍事クーデターが起こり、政権転覆。 ルールが変わり失意の帰国。一瞬で商売が立ち行かなくなることを経験する。 帰国後、資金繰りの悪化から本体が会社が傾く様子を実感。止む無く退社。 独立をしようと色々なことに手を出すものの上手くいかず断念。全財産が30円になったこともあった。 自らの力のなさに唖然。社会人としてやり直すことに。 当時、勢いのあった店頭公開(現ジャスダック) したばかりの経営コンサルティング会社 ㈱ベンチャー・リンク(東証一部)に入社。

<<現職>>

2年目 全社顧客業績改善3位となりマネージャーに昇進 3年目 チーム顧客業績改善と業務リエンジニアリング活動 ホワイトカラーのTQC活動)で共に全社1位を獲得 4年目 統括マネージャーとして複数チームの責任者へ。 300社以上の業績改善に成功。 5年目 自社の戦略変更「自らがFC本部へ」というスローガン とともに顧客企業との提携解消。それにともない中国 新規事業へ、2度目の自らが経営者としてのチャレンジ中

【本日の講演はこんな疑問を持つ人に】

成功法則を試しても上手くいかないのはなぜ? 「目標を紙に書けば達成する」と言われたのに達成しない。 でも多くの著名な成功をした人は言っている。 私に何か欠陥があるのかしら??と疑問を持つ人 成功を一度したのに、ずっと成功できないのはなぜ? 成功し続けた偉大な企業や個人がいる一方、成功したのに一気に失速した人。 一貫した成功法則はないんじゃないの?ただの運ではないの?と疑問を持つ人 組織のマネジメントや部下育成をもっと上手にやるためには? 部下(国籍問わず)を成長させ、成果を出し続けるためにはどんな行動をしないといけないの? と疑問を持つ人

【成功する為のステップ】

STEP 1 概念の理解 該当する経営理論【仕事術、各種ノウハウ】の全体像と概念を説明する。

STEP 2 身につける手順の理解 その概念を実際にどのように獲得をしていくのか理解する。

STEP 3 自己(自社)の診断 自社(個人)に照らし合わせ、現状診断及び どう適合するか、 演習やディスカッションを行い明確にする。(課題を明確にする。)

STEP 4 プラニング 新しい経営ノウハウを自社(個人)に具体的に取り入れるための 設計図を共にプランニングしていく。(もしくは提案をする。)

STEP 5 実践しノウハウを獲得する Ⅴ実践で起こる様々なハードルや制約条件(組織の圧力など)を 一緒に解決し、自社(個人)の本物のノウハウとして獲得して頂く。

【成功の定義】

成功とは自らの 使命や理念 を多くの人に賛同してもらい、仲間と共に達成し、より豊かで充実した人生を送り続けること。 ::成功への階段::

【成功する人・失敗する人 7つの原則】

<<成功(自分のなりたい姿を達成)するための3つのルール >>

第一のルール 目標達成能力を高める 第二のルール 成功に向かう矢印を作る 第三のルール より大きな成功を勝ち取る

<<成功し続けるための3つのルール (組織を率いて成功し続けるためのルール)>>

第四のルール 高い危機感を共通言語とする 第五のルール 組織それぞれが自らの存在価値に危機感を持つ 第六のルール 人格のマネージメントに移行する

::成功(自分のなりたい姿を達成)するための3つのルール::

【第一のルール 第一歩を踏み出せる目標を設定する】 なぜ、紙に目標を書いても達成できないのか?目標を紙に書いたほうが達成できるのは事実。 しかし完全ではない・・・

::目標達成能力3つの輪:: WANT 達成したいという気持ちを持続させる栄養剤。 CAN できるという気持ち。実際に一歩を踏み出す自信。 MUST 達成させなければならないという大きな一歩を踏み出す危機感。

WANTを明確にしても目標は達成しない。大切なのは、「はじめの一歩」を踏み出すこと。 その踏み出す。原動力は「逃れたい欲求」であり、実際の一歩は「出来る」という自信である。

目標達成能力の高い人は「やりたい」ではなく、「やらなければ自分ではない」というWANTをMUSTと重ねあわせることができる。

<<ある大成功を収めたコンサルタントのケース>>

::目標達成能力3つの輪:: WANT ① クライアントにへこへこしない。 ② サラリーマンの年収10倍を稼ぎたい ③ コンサルタントとして1位の地位を勝ち取りたい。 CAN ① MBA取得(経営戦略を知り尽くす) ② 人脈なしの事業立ち上げ経験あり MUST 独立したら家族を食わせられない。 失敗するかも・・・。

MUSTの危機感が、彼の飛躍的な経営能力と営業センスを磨いた。 そして、WANTが彼の意欲を持続させ成功した。

<<成功した人の背景>>

「やりたい」を「やらねば」という危機感に変えることができる、もしくは、やらないと自分がどうなるかが見える。だけど普通は、「何となくこうなったら」という願望しか抱かないため、危機感を感じず紙に書いても達成できないことがある。

<<名経営者の背景を探ると・・・>>

松下幸之助・・・父親が米相場で失敗、丁稚奉公 アンドリューカーネギー・・・親が事業に失敗。13歳から働く 野尻佳孝社長 テイク&ギニーズ・・・「臆病なので、常にワーストイメージが先に出てしまう」

成功者には臆病な人や貧乏な人が多い。生まれながらに強烈な失敗したときのイメージが鮮明にある。

<<Q1: なぜ達成できないのか?>>

危機感がないため、それを手に入れなくても自分はいいや。変わらなくてもよいと思うため、能力もつかない。

セルフマネージメントのコツ

①やりたいことを明確にする(WANT) ②このままいったときの自分の将来を厳しく予測する。 ③小さな目標を作り、達成させ目標達成への自信を深める。

【第2のルール 成功に向かう矢印を作る】

POINT① それぞれの円を大きくして、達成能力が高まっても、それが成功に向かうとは限らない POINT② この目標達成能力は、内なるもの、成功は常に外との環境のバランスで決まる。自らの成功に至るストーリー を外部環境にあわせて変化させる必要がある。

<<Q2:成功に向かう矢印(戦略)はどのような価値観なのか?>>

神田昌典アルマック代表取締役・・・(市場を間違えること)下りエスカレーターで頑張るようなもの 小林忠嗣株式会社ベンチャーリンク代表取締役会長・・・会社の5年後の存続を保証してくれる唯一のものは適切な経営戦略である 中村邦夫株式松下電器産業代表取締役社長・・・会社は変わるのが常態だ。変わらないことはすなわち倒産を意味する。→「まねした電気」と呼ばれた全方位制戦略をとっていた松下は戦う土俵を絞り込み、71品V商品以外は徹底 <<Q3:成功に向かう矢印(戦略)をどうやって作るの?>>

戦う土壌の選択と自らの強みを強化すること

事例:カーブス 全世界55カ国 10500店舗 2006年度 もっとも成長したフランチャイズ 世界一のフィットネスとしてギネスブック登録 WANT 母親が13歳のときに太りすぎが原因で亡くなり女性の健康サポートを強く願った。 CAN フィットネス業界で、健康科学はプロとしての知識1度目で経営で経営能力を高める。 MUST 医療大学中退(1度目の危機) フィットネス業界で生きていく。 1度目の経営では: 14店舗直営フィットネスを展開後倒産 2度目の経営では: 世界最速のフィットネスチェーン

<<何故これだけの違いが!?>>

1度目の経営の土壌: 業界の飽和、資金を使い高級さとより利便な立地を競った。 1度目の倒産: 目標達成能力は、経験がつきよりよい商品になったので、上がっているが厳しい環境の土壌を選んだため倒産した。

2度目の発展: 強みの再点検 予防医学、女性の健康

高級さや利便のよい「エンターテイメント」としてのフィットネス市場が彼らの強みではないことに気づいた。 徹底的な簡素化、予防医学のみに絞り、 女性専用と変化させた。 この結果、他社との競合を無効にし、当初の目的を果たした。

<<Q4:なぜ成功に向かう矢印を作らないといけないのか?>>

勝ちやすいところで勝つため。必死の努力が無駄に終わることを防ぐため。

セルフマネージメントのコツ

①自分を取り巻く環境の変化を分析する ②自らの強みを理解し、その強みが①の変化予測に 照らしそれでも有効か予測する ③新しい市場を勉強し、別の視点で自らの強みを加えるものがあるか検討する

【第3のルール より大きな成功を勝ち取る】

①仲間が多いと成功確率も、成功の大きさも変わる。 ②周りの人の支援があると、より成功へスピードが早くなる。

<<仲間が多いと成功率も高くなる>>

::DATA 1:: ::組織編制による生産性の比較:: (コンピュータプログラミングでの総生産性) 個々人は特性や好みが違う、補完型組織の生産性が一番高いことはFFS理論などで証明をされている。

::DATA 2::

::FFS理論:: 個々人は特性や好みが違う、補完型組織の生産性が一番高いことはFFS理論などで証明をされている。

<<周りの人の支援があるとより成功へスピードが早くなる>>

セブンイレブン 鈴木会長、清水さんが作ったこととして有名であるが、 実は取締役会が猛反対のところ、 伊藤雅俊会長の「試してみなさい」という言葉で、設立。 ソニープレーステーション開発秘話セガサターン。 NINTENDO64の独占上の市場における2000年代前半の主導権を握った。 当時松下も3DOで参戦したが、大きく負け戦略の価格差で勝利。 プレステ39800円、3DOは7万円、メーカーの価格ルールの壁。 大賀典雄会長と伊庭保財務担当副社長が、現ソニーエンタテイメントの 丸山社長と久夛良木副社長を守った。 人間は必ず社会に所属してしか生きられない→社会に支援してもらえない人は、どんなに優秀でも活躍出来ない。 組織における社会=上司→上司には可愛がられないといけない。

<<Q5:なぜ仲間に応援してもらい、人に応援してもらわないといけないのか?>>

一人で出来ることはたかが知れているため。より多くの人との協力なしでは、より大きな目標は達成できない。

セルフマネージメントのコツ

①人を好きになる ②コミュニケーションの欠陥は人格の欠陥とする (誰も本当のその人を知らずコミュニケーションの とり方で知るから) ③自分の足りない能力の現状分析をする ::成功し続けるための3つのルール (組織を率いて成功し続けるためのルール)::

【第4のルール 高い危機感を共通言語とする】 ベンチャーリンクは平成14年に最高売上・利益を達成したが翌年には 過去最低利益を記録した。

<<成功している企業の代表例>>

トヨタ自動車・・・1兆円企業の現在でも「明日、手を抜いたら倒産する」という危機意識が社内の当たり前としてある。終戦後間もない倒産。寸前の危機を経験して、健全な日々改善の経営が定着した。

ヤマト運輸・・・法人長距離輸送の競争におされ気味、オイルショックの大幅落ち込みで運送需要が減り減益に追い込まれた。このため宅配に活路を求めた。しかし社内の危機感が上手くいかないため、思い切って、松下などの大口顧客から次々撤退。後のない状況で勝負した。

任天堂・・・「任天堂は社会に存在しなくても生きていける。究極には人間にとって不要の娯楽という会社を創っている会社」という厳しい現実認識を持つ。だから常に新しい感動を提供する。

危機感が新しい目標に向かう (任天堂のケース)

1907年 花札からカード製造のノウハウを活かしたトランプ製造 1968年 この時期トランプが普及し、売上げが低迷をしはじめる ウルトラマシン(バッティングマシン)がヒットしゲーム器業界へ 1970年 おもちゃ業界の競争激化、差別化を求めエレクトロニクス分野へ 光と音を作った光線銃の発明に成功 1980年 ゲームウォッチを開発 1983年 その後、ファミリーコンピューターの開発に成功

<<Q6:なぜ、高い危機感、共通言語を持たなければいけないか?>>

飢餓感を持たせないと、人は現状に安閑としてしまい他から頑張る外部環境によって一気に衰退をしていくため

セルフマネージメントのコツ

①厳しい現状の成り行きのシナリオを共有する ②高い目標を掲げ、挑戦する風土を作る

【第5のルール 組織それぞれが存在価値に危機感を持つ】

組織は放っておくと、「官僚組織、硬直した組織」 に変わってしまうため、個人内部にまで落とし込んだ、危機感を持ってもらう

セルフマネージメントのコツ

①部下にどんどん権限委譲を進め、自らの仕事を新しく作らないとなくなる状態を作る ②知識差がつかないように情報共有を出来るだけ進め、それぞれ が努力しなければ、生き残れないと思う環境を作り出す

【第6のルール 人格によるマネジメントに移行する】

誠実な心と感謝の気持ち、正義という社会に組織が存在をする意義を成功しているときにこそ伝えなければ、傲慢な組織が 出来上がる

経営者の持っているバランス感覚は伝わらない。だから組織の肥大化とともに、戦闘力中心の人格がどうしても前面に伝わり やすくなる

某モバイル事業の営業会社、数値至上主義に変わり、「寝かせ」という不正により企業復活まで5年以上の歳月が経過 カネボウや山一、粉飾決算により倒産。正義や誠実さが教育としておざなりにされてしまった結果による 最近の食品会社の不祥事は「人格への移行」をしなかったため

経営者には3段階の段階があり、組織規模の段階で移行をしていく必要がある

Ⅰ自らがトップ営業マンであり、会社のほとんどを自分が切り盛りする

Ⅱ部下の管理や指導によって、部下の力を引き上げていく段階

Ⅲ自らが組織風土を作る段階「心の結束」ができる

(人格によるマネジメントに移行しないと・・・組織がバランス感覚を失い、失速する)

セルフマネージメントのコツ

①自らの行動が「考えていること」「言っていること」「やっていること」と一致しているか検討し、それを修正する ②葬式に人から何と言われているか?想像をして自らの生き様を見直してみること ③自らの付き合いの中で感謝の気持ちの対象と感謝することを明確にすること。伝えること

【第7のルール アウトプットはインプットを絶対に超えない!】

経験し、学び続けること。結果は吸収した知識、経験、努力を上回ることは決してない。大きな結果を生み出したいならば、それ以上自らインプットすることが必須である。